代表理事インタビュー
ともに学んで、未来ある「日常」を築きましょう
代表理事 鈴木範之
日常清掃協会設立までの経緯を教えてください。
もともと「額(ひたい)に汗」して働くことが好きで、清掃業界に入りました。はじめに就職した会社では、ハウスクリーニングやオフィスビル、店舗清掃など、ありとあらゆる清掃現場を経験しました。
一生懸命汗を流してたまった汚れをリセットする。思うように汚れが落ちず冷や汗もいっぱいかきましたが(笑)、お客様に喜んでいただけるこの仕事に魅了されました。
一方で清掃の仕事に難しさも感じました。それは職人的な空気が色濃く、「習うより慣れろ」という風潮が職場にあったためです。積極的な人はいいのですが、そうでない人は仕事になじめず離脱していきました。
やがて私も教える立場になりますが、ハウスクリーニングなどと違って日常清掃にはちゃんとしたマニュアルが存在していませんでした。独立後はニーズの多さから日常清掃をメイン業務に据えましたが、コツやノウハウをどう教えていったらいいのか悩み続けました。
頭の中にもいっぱい汗をかいて悩んだ挙句、独自で動画マニュアルとテキストを創りました。
結果、これにより技術・知識の共有が図れ、手ごたえを感じましたので、いっそのこと協会を立ち上げ、多くの方にこのノウハウを役立てていただきたいと思いいたりました。
日常清掃サービスの問題点にどのようにアプローチしましたか?
日常清掃の場合、現場に関与しないでいると、ほとんどのスタッフは「自分がいいと思ったやり方」で清掃を進めるようになります。そのやり方が的を得ていればいいのですが、そうでない場合も多くあります。
そもそも日常清掃に正解はありませんが、数百回数千回にわたるお客様からのヒアリング、アンケートを通じて「日常清掃に求められること」がはっきりと明確になりました。
日清協の講座にはそのエッセンスをふんだんに盛り込んでいますので、これを習得することで、よりお客様の側に立った、より満足度の高いサービスを提供することが可能になります。(※左の写真は10年分のお客様アンケート)。
また課題のひとつとして、多くの清掃業者において、人手不足が慢性化しているということがあげられます。新しく人を採用することが大変難しく、やっと採用できたとしても、十分な教育指導ができず、結果定着せずに辞めていってしまう。誰が悪いというわけではありませんが、悪循環に陥っています。
日清協では、教育にかかるマンパワーをオンラインに置き換えることで、「だれでも・いつでも・どこでも」清掃の知識と技能を身につけることができるように、仕組みを設計しました。
実際サービスの見える化で成長や将来性を期待できるのでしょうか?
私の会社の場合、14年目を迎え毎年約20%の安定成長を続けており、日常清掃分野の将来性を確信しています。
お客様は、信頼でき長く付き合える良い業者をいつも探しています。
日常清掃のやり方・進め方を見える化しお客様に訴求していくことで、お客様も仕事を頼みやすくなります。
どのようなサービスなのかがわからなければどの業者に清掃を依頼すべきかお客様も悩みます。
お客様が望むもの。私たちが提供できるもの。この間にある溝を埋めていくことで、日常清掃サービスがより利用しやすいものとなり、 業界が活性化し、将来が築かれていくものと思っています。

Youtubeでは家庭の日常清掃も
<Profile>
1級ビルクリーニング技能士、清掃作業監督者、病院清掃受託責任者、障碍者清掃作業指導員コース終了、米国IICRC認定CCMT、感染対策アドバイザー、賃貸不動産経営管理士、賃貸住宅メンテナンス主任者、他/株式会社たてものサービス代表取締役